児童発達支援 たのしい りーふ
活動日誌

☆H30年度お話し会☆

今日はペアレントメンターさんを招いてのお話し会を開催しました。

ペアレントメンターさんとは、「信頼のおける相談相手」のことです。発達の気になるお子さんを育て

られた保護者の方が、同じように子どもの発達が気になる保護者の悩みを聞いて、寄り添いながら共感

したり経験談をお話しすることで、子育てを応援して下さる方々のことです。

まず理事長より「私は皆さんと同じ保護者です」と挨拶があり一気に和やかな雰囲気で始まりました。

  

              

 

今回は小4の息子さんをお持ちのAさん、高1の娘さんをお持ちのBさん、成人されている息子さんを

お持ちのCさんの3人のメンターさんが来てくださいました。

 

 最初に奈良県発達障害者支援センター でぃあーさんからペアレントメンターの概要や養成・派遣に

ついて説明があった後、3人のメンターさんのお話しに入りました。

 お子さんが小さかった頃の子育ての大変さ、集団生活が始まった時の悩みや辛さ、診断された時の

ショックや安堵感、そして同じような悩みを抱えたお母さん方とのつながり等、丁寧に話してください

ました。参加のお父さん、お母さんも同じような思いをもって今日まで子育てをされてきた方が多く、

涙々で聞き入る姿が見られました。

 

そして、支援学級や養護学校での生活のことや友だちとの関わり方についても、経験されたことを詳しく

話していただきましたが、一人ひとりの特性や先生との出会いお母さん同士のつながりや支援の仕方によって、安心感と伸び方が変わってくることも聞かせてもらいました。

それから女の子ならではの成長に伴っての配慮などもお話しいただきました。     

また、自立に向けてのスモールステップや困った時に子ども自身が相談できるスキルを身につける等は、

今後の社会生活や就労に向けての見通しとなるものと教えてもらいました。

  

          

 

  最後に、副理事長はご自身のお話しを通し「昔は情報のない時代だった、今は相談できる人がいる、

話ができる人が世の中にいる、同じ悩みを持つ人と繋がってほしい」と声を詰まらせながら話をされ、

ご家族、職員も涙の中終了となりました。

 

今日の参加の皆さんは、目の前の子どもの姿から成長した子どもの姿を想像して今、何をすべきなのかを

考えられたのではないでしょうか?

   そして、同じ思いをもつ親御さんとのつながりの中で、しんどさを吐き出したり、共有したり、情報を得たりして親子共に楽しく前向きに生活できることが何よりだと思いました。お母さん方、是非繋がりを大切にしてくださいね。もちろん夫婦間や家族間でもね(*^-^*)

 

 私たち職員も、ご家族の方と子どもさんについて一緒に考え、たのしいでの成長がいっぱい見られるようにしていきたいと思います。  

本日はでぃあーさん、ペアレントメンターさん、ご家族の皆さん大変ありがとうございました。