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活動日誌

BCP研修

令和7年6月14日(土)全事業所職員対象のBCP研修(前期)を実施しました。

 

講師:一般社団法人 福祉防災コミュニティ協会 理事・福祉防災上級コーチの湯井 恵美子 先生

 

2016年4月の熊本地震で福祉避難所を運営した職員の証言から作られたエスノグラフィー資料を使い、ワールドカフェでリラックスした雰囲気の中、職員それぞれ互いの意見を自由に語り合うことができました。

 

各テーブルを回り、グループで作成したハーベスが良いと思ったものにシールを貼りました。

 

正常化の偏見「自分は大丈夫!」自分にとって都合が悪い情報を無視したり、過小評価してしまう特性がある。

組織は「非日常」が苦手。

まさにその通りだと思いました。

 

研修報告より一部抜粋~

「今までの自分の防災意識が変わりました。利用者さんのことだけを考えての避難をイメージしていました。また南海トラフの情報を知っていながら、やはり自分は大丈夫。と安易に考えておりました。先生が『みんなが一緒に助かることを考える防災計画』自助、自分の命は自分で守ること、そして家族のことなども話されて、自分の危機管理の弱さも知ることができました。」

 

自分自身の防災意識の弱さに目が覚めたという意見が多数寄せられ、有意義な研修となりました。

湯井先生のお言葉からも何度も「覚悟」という言葉があったように、「一人も亡くさない」そんな覚悟を胸に、防災計画や準備に臨んでいきます。

湯井先生、ありがとうございました。後期研修の図上訓練もがんばります!