優しさ ぬくもりのある地域づくり きららコミュニケーションズ
活動日誌

平成31年度通常総会を開催いたしました

特定非営利活動法人きららの木の平成31年度通常総会を6月8日(土)、きららの木 いろ葉において開催いたしました。

事業報告 活動計画  事業計画(案) 活動予算(案)等の審議が行なわれ、質疑応答の後、満場一致で承認されました。

 

 法人が設立されて10年目の節目でもある今年度の事業計画では、これまでの感謝とともに、これからのきららの木の深化のために職員研修等を積極的に行い、たくさんの笑顔がつながっていく地域づくりに向け、様々な取り組みを実施すると江川理事長から決意表明がありました。

 

 

 

きららの木は20年30年と年輪を重ね、さらなる発展をして地域福祉の増進のため一層お役に立てるよう、努めてまいる所存です。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

引き続き、懇親会を行いました。

理事、監事の方々と職員との意見交換の場となり、貴重な時間となりました。

 

   

地域のイベントに参加しました。

今日は、きららの木の利用者さんが富雄団地自主防災防犯会のイベントに参加しました。

・鳥見小学校ブラスバンドの演奏

・きららの木の「世界に一つだけの花」「手のひらを太陽に」演奏と歌

・リングダンス

・ビンゴゲーム

 

  

 

地域の方たちとプログラムを楽しみました。

最後に、非常食アルファー化米の試食をいただきました。

みなさんありがとうございました。

 

NPO法人きららの木 平成31年度 第1回 全体会

今回は【私にとって大切な一冊(私の人生をかえた一冊)】と【今年度の目標】を全職員が一人1分間で伝える、という新しい試みを実践しました。

 

「平成」最後となった今回の法人全体会。

理事長の挨拶では「平成」という時代を振り返りながら法人の歴史を振り返り、何もなかった10年前から今の現状に対し「想像することすらできなかった」という言葉と共に、職員への感謝の気持ちを述べられました。

 

息子(耕太朗さん)の成長にも触れ、誰もがいつまでも成長し続けることができる「人(ひと)」であり、可能性を秘めている素晴らしい存在であることを再認識する機会となりました。

 

今回の試みでは「自分の感情を伝える」と同時に「他人の感情を聞く」ことを体験し、「聞く力」「考える力」「他者を受け入れる(認める)力」を育み、福祉に必要な倫理観を養う。一人ひとりが主体的に全体会へ望む。法人職員としての考え方や想いを互いに確認し、目標を共有することによりチームワークの強化を目指しました。

 一人ひとりの人生に触れ、知らなかったことがたくさんあることに驚き、もっと語りたいと気持ちを持つことに繋がり、何よりこの機会を持てたことに感謝の気持ちが溢れました。

「これからもっと本に触れたい」という職員からの言葉もあり、素晴らしい「本」と出会って欲しいと心から願っています。

 

 

毎年恒例となっている、「ヒヤリ・ハット」「改善提案」の表彰も行いました。

毎年受賞する職員に加え、今年初めて受賞する職員もおり、喜びに笑顔が溢れました。

 

最後には奥田副理事長から「世の中には色んな人がいる。本の中にもいろんな人は登場するが、自分が登場人物になることもできる。専門書を読むことは当たり前のことではあるが、全く違う分野の本に出合うことで視野が広がり、それぞれ違って当たり前の人の考え方ということを知ることも大切である。」とまとめられました。

 

今年度も「笑顔」いっぱい、

ご利用者様そしてご家族の皆様、

応援してくださる皆様と共に歩んでまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成31年1月 NPO法人きららの木 全体会(研修会)

皆さま 

新年あけましておめでとうございます。

 

平成31年は1月4日より各事業所の業務を開始し、

1月5日に法人全体会を行いました。

今回の全体研修では「立ち上げから今までを振り返りながら、この先の未来について、今、立ち止まって考える」という目的の元、全体研修会を開催しました。

 

 

「休みなくみんなで走り抜けた10年間」原点に立ち戻り、法人を立ち上げる前から関わっている保護者(職員)、各事業所の立ち上げから働いている職員(現在の責任者含)と理事長が対話をしながら振り返る、シンポジウム形式で研修を行いました。

 正職員、契約職員、パート職員、どんな立場であっても関係ありません。

一人の職員として「なぜ私は、きららの木で働くの?」ということについて、面白エピソードたっぷりに

理事長との出会いを振り返りながらたくさんの職員が語ってくれました。

 

(全てをご紹介できないことが残念でなりませんが、一部ご紹介させていただきます。)

・初代副理事長の事、保護者みんなで集まっての定例会、ペンキを片手に泊まり込んでの手作りの事業所作り等についてスライドショーを使い共有し、歴史の上に今があることが再確認できました

・職員募集をしていないにも関わらず「働きたい」と電話をし運転手として雇われた。今では、現場責任者となり、朝から晩まで一日中きららの木のことしか考えていなかった程一生懸命になれたことが誇りである

・知り合いからの紹介で面接を受けた。受ける前は自信もなくお断りするつもりだった。2時間の面接後に自分から「働かせてください」とお願いしていた。それを家族へ報告したらとても驚かれ今に至る・・・。

・子どものことでとても悩み苦しんでいた時に、さりげなく話しを聞き出してくれた。1ヶ月休みをいただくなんてとんでもない事なのに「子どもが一番」と快く休ませてくださった。だから今も働き続けている。

・職員同士が常に支え合っている。支えられていると思うから安心して働くことができると思う。

・今までの人生の中で初めて「利用者さんのため」だけに働くことができる。それが嬉しい。・・・etc

 

 

副理事長は

「事業所のための事業所ではなく、利用者さんのための事業所」であること。たくさんの支えの中、保護者の仲間と共に立ち上げた理事長の想いを皆さんが理解し実践してくださっていることに感謝している。その想いを支援へと繋げていくためにも、学びを積み重ねることも大切である。今年は「了」という漢字を私の今年の一文字とした。一つ一つを「完了」させてから次へとすすむ年にしたい。そのためにはまず「還=立ち止まって考える」こと。とありました。

 

 

 

理事長は「今は目に見えないかも知れないけれど、そういう事実があったことを今日の全体研修で目に焼き付け、心に焼き付け、そして、これからのきららの木が社会にとって、どのような社会資源の創出となるかをここにいるみんなで共に「考え」「問い」ながら育てていきましょう。共に高め合いながら働いてくれる職員がいるおかげだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。」という言葉があり「~あなたがいるからわたしはうれし~皆が同じ一人の人として、「出会えてよかった」という気持ちで、「きららの木で働く」ということが職員の「幸せ」という捉えの中でしっかりと存在して欲しい」。とまとめられました。

 

  

次の10年に向け、「問い」ながら「考え」ながら、そして「笑う」ことを忘れず歩んで参ります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

第11回 NPO法人きららの木 リレー講座

今回のリレー講座は、日頃からお世話になっている地域の方に

ご紹介いただき、畑谷仁美さんを講師に「フラワーアレンジメント教室」を開催いたしました。

ご自身も双子を育てて来られた経験から「お母さん方に少しの時間でも

ほっこり楽しんでいただきたい」という想いのもと、美味しいお茶や

お菓子を囲みながらの素敵な時間となりました。

 

 

皆さんとっても真剣な表情で、お花を選び、飾り付け、確認を繰り返しながら、

”世界に一つしかない!自分だけのお正月リース”が完成し、歓声が上がりました。

 

そして、皆さんで感想をシェアしながらの美味しいお茶とお菓子の時間となりました。

ケーキはなんと、全て違う種類ということで、ケーキ選びも真剣です!!笑♪

お茶の時間には、生活介護いろ葉のご利用者様が、お客様をおもてなしくださいました。

それぞれの作品を披露しながら、お互いの違いや良さを共感し、

次回開催を期待してくださる嬉しいお言葉もいただきました。

 

参加くださいました方からの感想を一部ご紹介させていただきます。

・素敵な出会いの機会をいただき感謝しております。

・きららの木の一員になったような気持ちになり、本当に楽しかったです。

・利用者さんがケーキやコーヒーを配ってくださって、嬉しかったです。良い活動ですね!

・久しぶりに子どものこと、家のことを忘れてたのしい時間を過ごせました。

・気持ちをリフレッシュすること、自分の時間を作ることの大事さを改めて感じました。 etc...

 

 

今後も、支えてくださる地域の皆さま方、保護者の皆さま方、との繋がりを大切に、様々な内容でリレー講座を開催したいと考えております。次回のリレー講座もお楽しみに~♪

 

鳥見デイサービス ふらっと 「冬のつどい」

心配していた天気も、青空にポカポカ陽気!

いつもお世話になっている、ふらっとさんの「冬のつどい」に

初出店です!!

 

  

 

夏のにぎやかなつどいと違って、アットホームな

お祭りでした。今回は、利用者さんとボランティアの

職員の力もあり、フランクフルト完売です!

笑顔と感動いっぱいの一日でした!

 

 

となりのブースと試作を交換して

味見をしたり。

 

 

 お向かいには、日頃からいろ葉の音楽活動や、「うた体操」

「レクリエーション」で交流をしているふらっとさんのデイサービスのブース(^^)

きららの木のホットドッグとデイサービスさんのホットドッグを

「いただきま~す!」

 

 

室内の「まんま」さんでは、色んなステージがあり

コンサートや音楽ライブを楽しみました。

  

 

 

 販売も、買い物も楽しみました! たくさんの方との交流もありました(^^)v

  

 

  

 

お祭りは、素敵な出会いがいっぱい!笑顔いっぱい!いいですね~!

ご協力してくださったみなさん!いつも応援してくださっているみなさんに

感謝、いっぱいです!!

NPO法人きららの木「職員全体研修」および「新人職員研修」を実施しました!

 

奥田副理事長の挨拶では、

~一人ひとりを人として大切に~というNPO法人きららの木の

理念があります。定政さんは、以前から様々な場所で講演会活動をしていると聞いていたので「法人でも講演会をする」ということを話し合ってきました。今回は、定政さんから「きららの木で話したい」と言われこの場を設けることができました。

当たり前に、同じ人権を持つ一人の人間として、特別な存在では

決してありません。当たり前のことについて、一人の職員の人生を

通して学びたいと考えています。とありました。

 

 

LGBTの基礎についてや、マジョリティ・マイノリティの捉え方等の話があり、1時間という短い時間ではありましたが、今までの人生を振り返りながら「今は、生きていて幸せだと感じる」「皆さんと共に幸せな人生を生きていきたい」とまとめました。

職員からは「人としての在り方を再確認することができた」「これからの課題を考えるきっかけとなった」「性的マイノリティの基礎について振り返ることができた」といった感想が聞かれました。

 

 

 

そして、全体研修から新人職員研修へと会場は様変わりし、講師は理事長江川が務めました。

 

「あなたがいるからわたしはうれしい」

人と出会える「ご縁」をとても大切にしている。

人と関わることへの深みを持って欲しいとありました。

制服について、挨拶、言葉遣い等の社会人としての心得と共に、メンタルヘルスケア等についての研修を行いました。

 職員のスキルアップとは、技術の向上だけが全てではありません。

社会福祉から捉える価値観、違いや多様性を認めつつ個人を尊重し合い、丁寧な支援を心がけることが大切です。

学んだことを活かし、今から!すぐ!実践!です。

 

 



「音楽会」

 秋も深まり、朝夕めっきり冷え込んできました。

きららの木は、いつも利用者さんの声と職員の声が混じり合い、楽器以上に美しい音色が響き渡っています。

 

   10月31日 音楽会♪ 

 

 色んな所で演奏活動をしている「ゆかいな仲間たち!」

この日はボランティアの方が、いろ葉の2階で楽しい時間と空間を演出してくださいました。

観客は、生活介護の利用者さんと「たのしいりーふ」の子どもたち。

今日は7人のボランティアさんが参加してくれました。

 

   

  オーボエの演奏      いろ葉職員との連弾   ムジカでも歌っている曲をみんなで!        

      

 

様々な楽器に合わせて、歌もたくさん歌いました。歌声がホール全体に響き渡りました。

音楽が大好きなみなさん、これぞ、音楽会?

 

のはずですが…

 

寸劇?          水戸黄門?        葉加瀬太郎まで登場です…ん?

    

 

 

カボチャ? カエル?            

 

  

 

そうです!この日はハロウィン☆

たのしいりーふの子どもたち、職員が衣装を着て登場!!

 

 

最後は、生活介護・たのしいりーふの皆さんで大笑いをして締めくくりました。           

    

 

   生活介護 エンジョイムジカ♪

 

普段の、いろ葉の様子です。

エンジョイ!ムジカ♪は、みなさん大好きなプログラム。

音楽に合わせて自分の気持ちを自由に表現されます。

 

身体を前後に揺らす方、飛び跳ねる方、腕や足でリズムをとる方、声を出して歌う方

色々な形で自分の思いを表現することは、とても素敵なことですね。

 

       

 

きららの木には、たくさんの楽器があります。

地域のデイサービスのおじいさんおばあさんとの交流もしています。

ぜひ、みなさもん遊びにきてくださいね。

 

                                       

 

     

 

  

 

明治ホールディングス株主様よりご寄贈いただきました。

明治ホールディングス様は株主優待という制度の中で株主様のご意志により優待品の送付に代えて

同等品を福祉団体へ寄贈する「寄贈選択制度」を実施しておられます。

この度、東京から人事総務部の澤田様がきららの木へ子どもたちと交流しに来てくださいました。

                                                                                                                                                    

まず二階を見学されました。

   

たのしい りーふの楽しい活動の様子も見ていただきました。                           

            

そしてお待ちかねの~!!           

たくさんの段ボール箱にびっくりの子どもたち。箱の中身は~??

たくさんのおいしそうなお菓子でした!!

  

あっという間に人だかり~!!そして子どもたちの笑顔。

お菓子の力には勝てません(笑)   みんなで記念撮影。               

 

そして笑顔で去っていくサンタさんではなくて澤田さん。

本当に心温まるご寄贈のお菓子をありがとうございました。

きららの木のご利用者様と行事などで大切に使わせていただきます。

奈良県介護大賞・あたたか介護賞表彰式

第11回「奈良県あたたか介護賞」を受賞しました。

なら100年会館において10月27日授賞式に出席しました。

地域住民を対象とした講演会や陶芸教室を開くことで 

地域とのコミュニケーションに繋がり、

障害への理解が深まる活動を評価していただきました。                                 

 

 

 

 記念講演として医師で作家の鎌田實さんのご講話や、

子が親に贈る「親守唄・歌会」入選作品の発表と表彰も 行われました。

「生きる」ことについて改めて考える感慨深い1日でした。

 

法人設立10周年の節目の年にこのような賞をいただきまして

ご協賛いただいた奈良県信用金庫協会・公益財団法人森田記念福祉財団および関係者の皆様に

心より感謝申し上げます。

地域の方に応援していただき、法人に関わりのあるすべての方のおかげで

今日を迎えることができました。ありがとうございます。

 

障害があるなし関係なく共に生きていける共生社会を目指して日々努力して参ります。